【不動産空室対策 第5回】赤字を切り捨てる「不動産売却」という選択

不動産売却における損切は未来ある選択肢

前回まで、大家さん自身が出来る事や、サブリースなどのご紹介をしてきました。

しかし、どうしても空室が埋まらない、上手く回らず苦しいなどの場合、最終的には売却も視野に入れることになるでしょう。


その時、売却しても残債が残る場合など、大抵は損をしてまで売りたくないと考えると思います。
しかし、自分で負担する金額が数百万円くらいであれば、処分するという方も珍しくはありません。


赤字を垂れ流すよりは、多少自分の貯金を使っても、切り捨てた方が良い場合も多いのです。

「失敗大家さんから成功大家さんへ」リカバリー方式の不動産売却

そもそも、アパートやマンションの売却における失敗というのは、下記のような状態を言います。

  • 高いローンを組んでしまって、かつ家賃も下落している状況
  • 売れば確実に赤字になるので、持ち続けるしかない状況

失敗すると、そのまま不動産を持ち続けて良い状況まで乗り越えるしかないと思いがちですが、実はもう一つ道があるのです。


それは、「損失を覚悟して売却する」というもの。


少し乱暴な方法と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、これがなかなか賢い選択であったりするのです。

これを行うと以下のような2つのメリットが得られます。

  • 新たに物件購入を行い、資産の組み換えを行います。組み換え後の物件が優秀であれば「成功」となり、リカバリーできる
  • 損切りになっても、これを行うことで債務超過が解消されれば、また新しく物件を買うことが可能になる

このように、物件の売却はその時得るものが無かったにしても、次の道へと続くキッカケとなるのです。

捉え方次第!「不動産売却」は未来を見据えた大家さんの賢い選択

不動産売却で損切りをしても、それは必ずしもネガティブなものではありません。

例えば、前項のようなメリットも得られ、大家さんも気持ち豊かに次の物件を購入したりする事ができます。


福島県郡山市の不動産売買サポート郡山では、売値だけにこだわらず、売ることで手に入る選択肢や新たな課題といったものまで視野に入れ、大家さんに合わせた解決策をご提案しています。


アパート、マンションで空室が埋まらず売却をお考えの方は、ぜひ一度ご相談下さい。

捉え方次第であなたの不動産売却は未来あるものになるでしょう。


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