【不動産空室対策 第2回 】お客様のアクションを引き出す差別化のコツ!

小物で差別化可能賃貸物件

「空室対策といえば、何を思いつきますか?」


弊社のセミナー等でこう質問をすると、多くのアパート・マンションのオーナー様が「家賃を下げる」「リフォームする」とお答えになります。


それはそれで間違いではないのですが、弊社ではそれ以前に、費用を掛けなくても出来る対策は沢山あるという事をお伝えしています。


差別化を成功させるためには、数あるお部屋の中からお客様を惹きつける「何か」が必要です。

ここでは、お客様に部屋に興味を持ってもらい、問い合わせを頂く、または内覧に来て頂くなどの行動(アクション)を起こしてもらえるために「まず出来ること」をご紹介します。

現状を変えずに「まず出来る」2つの不動産空室対策

ターゲット層に喜ばれる付加価値を付ける

まずは、地域のマーケティングをしっかりと行い、どのような層の入居者をターゲットにするのか?を確認しましょう。

その上で、今まで打ち出していなかった特徴を探したり、表現の仕方を変えてみたりと、ターゲット層のお客様に喜ばれる「付加価値」を見出すことが必要です。

それが見つかれば、後は狙う入居者に合わせた打ち出し方にするだけで効果のある差別化が図れます。

例えば弊社が考える付加価値には以下のようなものがあります。

①周辺環境に対する付加価値
・小学校や中学校が近くにある
・病院や銀行に近い
・スーパー、公園などへのアクセスが良い
②賃貸物件に対する付加価値
・DIY可
・ペット可
発想次第で付加価値として追加出来るものです。
今までとは違った視点でお客様のニーズを考えてみましょう。

・インターネット使い放題&無料wi-fi完備
・駐車場無料
元々あるものを改め、打ち出し方を変えるだけなのでお金も掛かりません。

上記のように、空室を埋めようと考えた時、まず家賃の値下げやリフォームをするのではなく、狙う入居者層の潜在的なニーズを的確に掴み、差別化に効果のある付加価値を見つけて下さい。


その後、実際にお客様に選んでもらうためには、インターネットや募集図面等に確実にその旨を記載し、アピールすることが必要です。

インターネットで魅力を最大限に伝える

インターネットに物件を掲載する時、パッと見るだけでお部屋の魅力を伝える武器となる写真にこだわっていますか?

例えば、下記にまとめたように少しの工夫をするだけで、写真の見栄えはグンと変わります。


【ターゲット受けするテイストのインテリアで撮影する】
・若者層であれば男前インテリアやモノトーン系、ファミリー層であればボタニカル系や北欧系などターゲットに人気のテイストでまとめる
【少しでもキレイに撮影する】
・部屋の照明は必ず点けて、綺麗な光の入る朝方から夕方までの間で撮影する
・屋内の撮影では床に対して垂直に撮る
・三脚を使って、手ぶれを防ぐ
【アピールしたい点を上手く撮影する】
・照明が売りなら、逆に夕方~夜にかけて照明が一番きれいに映る時間帯を選ぶ
・収納やバルコニーなど広い印象をアピールしたい場合は縦横のラインを意識して奥行きがぱっと見で分かるように撮影する
・インターホンなどアピールポイントごとに工夫して撮影する

これらの工夫を駆使して素敵な写真を撮ることが、お部屋を探している方に印象付け、問い合わせや実際に内覧など物件へ足を運んでもらうアクションを起こさせる第1歩となります。

空室対策に有効!決め物件に必要な「オリジナル要素」

数あるライバル物件から選んでもらうためには、他にはないオリジナル要素が求められます。

インターネットに掲載する写真も、ちょっとした小物を工夫するだけで、お客様に対するお部屋の印象はグンとアップします。

私達福島県郡山市の不動産売買サポート郡山では、空室対策はもちろん、アパートやマンションに関する様々なお悩みを解決します。

アパート・マンション等のオーナー様は、どんなことでもお問い合わせください。

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