どうすればいい？マンション査定額が異なるときの不動産会社の選び方

郡山市内でも、駅近くの市街地と農地の多い閑散部ではマンションの価格も大きく変わります。

事前の下調べから、「自分のマンションなら郡山市街地から近いので、だいたい1,600万円くらいで売れるかな…？」という目途を付けていても、残念ながらもっと安かったり、逆に思ったより高かったりと、不動産会社によって査定額がバラバラである可能性があります。

そんなとき、どの会社と契約すればいいか迷ってしまいますよね。

マンションの査定額が不動産会社によってバラバラだったとき、選び方の決め手を教えます。

マンションの査定額がバラバラ…。何を基準に選べばいいの？

あなたの予想が1,600万円として、以下のような査定結果が出たとします。

では、査定額が高かった会社に依頼すればいいのかといえばそうではありません。

なぜなら、売却値が高ければ高いほど売れにくいのは当たり前ですし、相場より明らかに高い査定を出す不動産会社には契約が欲しい一心での事かもしれません。

不動産業者は、物件の査定に関して不動産業界のガイドラインに基づいて査定を行っています。

同じ福島県内でも戸建の場合だと築年数や立地や日当たりなどの個性が大きく、査定額に100万円近くの差が出てくるのは考えられます。

一方でマンションの場合は周辺の物件との比較がしやすく査定額に差が出にくいという特徴があるので、A社のように他社の査定額より400万円も異なる査定額は注意が必要です。

それでもA社と契約して、少しでも高く売りたいという方もいらっしゃるでしょう。

あなた自身が内覧希望者への対応の際に説得力のあるアピールポイントを用意できるのであれば、査定額の高い会社に依頼するのも一つの方法です。

そこで、査定額が何をどのように評価をした結果なのかをきちんと聞いておきましょう。

査定額に関する説明以外にも、電話や詳細査定時の対応は不動産会社を決めるキメテになります。

少しでも疑問に思うことがあれば慎重に判断しましょう。

また、査定をするのは不動産会社ですが最終的に売却値を決めるのはあなた自身ですので、査定額より少し低めに設定しても良いでしょう。

売却を依頼する不動産会社が決まったら、いよいよ契約です。

売買契約には「専属専任媒介」、「専任媒介」、「一般媒介」の3種類があります。

売主であるあなたにとって「専属専任媒介」や「専任媒介」を選ぶメリットは少ないといえます。

不動産売買サポート郡山では「一般媒介」をオススメしています。

そこで、この二つの媒介契約のメリット・デメリットをご説明します。

一般媒介契約

メリット	複数の不動産業者に依頼できるので、より広く販売活動を行うことができる。人気のある物件は不動産業者間で競争心理が働き、積極的な販売活動が行われる。
デメリット	不動産業者に販売活動の報告義務がないため、販売活動が行われているか不安に感じることがある。依頼した複数の不動産会社それぞれとの連絡を取り合わなければならない。それぞれの不動産業者は積極的に販売活動を行わない傾向がある。