マンション査定前のチェックポイント
相場より高くマンションを売却するために必ず確認するべきところをチェックしておきましょう。
不動産会社に査定を依頼する前に、客観的にマンション内部をよく見ておきましょう。
特に不動産会社が気にしている3つのポイントがどうなっているかを事前に知っておくだけで、査定前に準備ができることもありますので必見です。
マンションの査定の時、不動産会社はこんなところを良く見ています!
キッチン・お風呂・お手洗いなどの水回り
不動産会社がマンションの査定を行う時に特に気にするのは水回りです。
お風呂場にカビが生えていないか、水道や給湯の異常など、チェックポイントが集約しています。
特に、水漏れのトラブルは、隣や階下にも迷惑をかけてしまう場合があるので査定の時にはかなり厳しくチェックします。
今まで水漏れがないマンションでも、パイプの連結部分の緩みやゴムパッキン周りの硬化がある場合があるので、査定を依頼する前に一度業者に確認してもらいましょう。
また、水回りは特に汚れやすいですから、ここを隅々までキレイに保っておくことは、不動産会社から見てもプラスの評価になります。
こんなところに!気づきにくい箇所のカビまでチェック
カビの生えやすい場所というと、キッチンやお手洗いなど水のある場所を思い浮かべると思いますが、これだけではありません。
- 窓際やサッシの近く
- 部屋の内外の気温差によって結露が生じやすい窓際には、カビが発生しやすいものです。毎日掃除をしていても、サッシの隙間などにカビが潜んでいる場合があります。
- 窓に近い家具の裏
- 結露が原因となって、家具の裏にカビが生えることがあります。 家具の裏はなかなか見る機会もありませんから、カビが生えたことに気付かないまま、放置しやすいのです。
- クローゼットの中
- 洋服によってもたらされた湿気やカビが残りやすいのがクローゼットの中です。特に『湿気だまり』が出来やすい角は注意が必要です。 クローゼットをあけっぱなしにしたり、除湿剤をこまめに入れたりしていなかったという場合は、一度日中にクローゼット内を良く見てみましょう。
壁紙のヤニ汚れ
もともとは真っ白な壁だったのに、改めて見てみると茶色っぽい気がしませんか?
日常では気づかないことも多いですが、壁紙にヤニ汚れや臭いまでもが染みついている場合もあります。
タバコを吸わない女性やお子さんのいるご家庭にはオススメしにくいマンションになってしまいます。
頻繁に移動しない家具を一度動かしてみて、壁紙の色や劣化具合からヤニ汚れの有無をチェックしてみましょう。
そのほかにも、廊下や階段にひび割れや凹み、水の染みた跡などがあるのはマイナス評価になります。
要注意!自己判断でマンションをリフォームしないで
不動産会社が査定をする場合、現在の状態を考慮した上で評価額を算出します。
査定前に、自力で掃除できる場所はキレイにしておくことがポイントです。
自分がそのマンションを買った時の気持ちになって、お部屋の隅々をくまなく見てみましょう。
だからといって、査定を行う前に壁紙を張り替えるなどのリフォームは自己判断で行わないようにしましょう。
せっかくリフォームをしたのに、査定額が思ったよりアップしない可能性も大いにあります。
査定の際にはリフォームの必要性や高く売却するためのノウハウなどを丁寧に教えてくれる不動産会社を選びましょう!
→次の記事:確実なマンション査定の秘訣!不動産会社への依頼ノウハウ
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